すてきなおはなし✨

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すてきなおはなし✨

eabcf784-d928-4bcd-b0b8-9aa163ee89a2 すれ違ったのは確かに彼だった。 東の空に星が輝く僅かな時間、私たちは崩れた石の壁を挟んで話しあった。 香りの記憶はどこまでも付き纏うという。 でも私にとってはこれが最後だろう。 もう外に出ることはないのだから。 呼びとめたいと思った。 けれど私はあなたのことを何も知らない。 名前すらも。 文・岡田 朔さん このブックではお馴染みの仲良くさせていただいてる朔さんから、前回の絵に因んだ素敵なお話を頂きました💕 朔さんありがとうございます😊 時間かかっちゃいましたがやっとコラボできました〜。
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