平常の音

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平常の音

月明かりに無性に涙したり ふと書いてある本の一節に息が詰まったり 人生とはそんな些細な感傷の繰り返しでいて 実に儚い瞬間的な物だと 息をしている間は 知らぬフリをして生きていく 今日の夕立降り始め 息を飲んで キミを想う…
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