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「ねえ、今度の日曜の昼、一緒にどっか食べに行かない?」
透くんが言った。
私は、週7日みっちりとバイトか大学の講義で埋まっていることを聞いていたため不思議に思いながらも、
「え?うん、もちろん!行こう!」
と言った。
「よかった!実はその日のバイト先が急に休みになってね、
せっかく久しぶりに会ったんだからこういう授業前の数分だけじゃなくて、
もっとゆっくり話したいなってずっと思ってたから。」
「そうなんだ。うれしい!私ももう少し話す時間があったらなって思ってたん
だよね。ほら、私も友達いないし、この時間が結構たのしみというか。」
「え、ぼくも。バイト先も年上の人が多いから、遠慮なく話せるような人
はなかなかできないんだよね。だからこの時間がリラックスタイムみたいな
かんじで…。
こんなに時間たってて、雰囲気とかもお互い変わってるのに、なん
かやっぱ話してると落ち着くんだよねー。」
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