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ぼくは、優をクイーンベッドに押し倒した。
優を押さえつけようとした。
しかし、ぼくは、バカだった。
大体が、16才でスポーツの一つもしていない少年体形のぼくが、28才の
成人男性、しかも、子供の頃から剣道をしているという人間に勝てるわけがないのだ。
ぼくは、逆に、優に押さえつけられてしまった。
「やめて下さいと言ったでしょう!」
優が、ぼくの手を押さえつけたまま言う。
「……いいな、これも」
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