1/2
前へ
/13ページ
次へ

次の夜も王は彼女を呼び出した。 (続けて呼び出すなんて、嫌われたりしないのだろうか。) と、ドキドキする王。 その日はまず、后の身の上や、なぜ国に来ることになったのかという話を聞くことにした。王は同情した。 お互いのことを知り、仲が更に深まった2人。 しん、とした広い部屋で、見つめ合い、とうとうキスをする。 ーところが、王は怖くなり、寝たふりを始める。 后はそのフリを見抜き、嫌だったのかとがっかりする。
/13ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加