選ばれた姫

1/2
前へ
/13ページ
次へ

選ばれた姫

「お嬢様~!もう少しで誰がお后様になるのか発表されるというのに、 どぉしてそんなに気楽でいられるのですか!?」 「なぜあなたがそんなに焦らなきゃいけないのかわからないわ。  だって、アレで選ばれるわけないじゃない。それに、誰が選ばれたって私に  は関係ないわ。」 「もう!あ…もうそろそろですわ。私がちょっと外に出て、  話を聞いてまいります。お知らせが来るまで待てませんわ!」 「…いいのに。」
/13ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加