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...はぁ、手を引きながら歩くのめんどくせぇ アメリアは...アメリア様はヒールを履かれ歩くの遅いし、俺らを見てメイド達がキャアキャア騒ぐし...最悪だよ。 ...こんなイヤな仕事いつまでやねぇといねぇのかな... そもそも俺はこの仕事反対だったんだ。 兄さんが嫌がるから仕方なく引き受けただけだ。 兄さんはもともと力よりも筆の方が得意だから、断られるのを分かってたんだろうな。 両親は、すぐに俺のところへ来てやってくれるよな?って...まぁ、暇だったから承諾したんだけどな。 おっと...バラ園についたか...長かった... 「「「アメリア様、ごきげんよう。」」」 これまた綺麗な令嬢達だ。 一斉に立ち上がり、それぞれのドレスの裾を持つと礼をした。 黄色に青、緑にオレンジが綺麗に整えられた芝生の上に広がる。 「えぇごきげんよう。今日もいい天気ね。」 アメリア様が椅子に腰かけて初めて、他の令嬢が座る。 俺はいつものとおり離れたところで待機する。 この待機時間がめんどくせぇ 令嬢達の侍女達が話しかけてくるし、部下の奴らが面倒事起こしてたりするし... まぁ、ただ立ってるだけじゃねぇのはありがたいがな
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