「ぼく」と「ルー」と「優」

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「あんたこそ、誰だよ?」 ぼくは、裸のまま、訊いた。 「……優の彼女よ!」 「えっ?」 ぼくは、驚いた。 優に彼女がいたのか?! ぼくは、挑戦的にその女の子を睨んだ。 目鼻立ちの整った、ちょっと気の強そうな、ぼくと同じ年くらいの女の子だった。 「ぼくこそが、優の彼氏だ!」 「は?」 その女の子が、きょとんとした。
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