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まずは落ち着け自分‼︎
私の名前は龍崎 結星（リュウザキ ユラ）
某大学医学部に在籍している2年生 ２０歳
大学進学で両親から一人暮らしを勧められて、今は両親が用意してくれたマンションに住んでいる
実家まで車で15分ほどの距離に、たまたま父が新しいマンションの一角が売りに出ていたのを知って即買い
まあ、自分のことは追々話すとして———
…私が今いる場所はきっと誰かの部屋のベットの上
布団の中は…あぁ、ちゃんと昨日着てたままの服着てる
この時点で混乱していた頭の中がかなりホッとした
うーん、なんだかんだで頭は痛いし、喉もかなり乾いてる お水飲みたいなあ…
ベットから起き上がった所で部屋のドアがゆっくり空いた
〝やっと起きたのか。昨日、みんなと３次会終わって帰る時になってお前が今どこに住んでるかわからないから困ったんだぞ！夜中に実家に送ってくのも気が引けて、俺ん家にとりあえず運んだってワケ
他の男だったら、持ち帰りの時点でアウトだったろうな〟————
と、しれっとした視線を投げてよこしたのは中学、高校、そして何の因果か大学まで同じときたら、この醜態を曝け出した自分に喝を入れたい
同級生のくせして上から目線な発言にムカつくわ
お説教してきたのは、
一之瀬理音（イチノセリオン）
ちょっとだけほんのちょっとだけモテるからって、生意気だなぁ
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