第14話 「これからもだよ、晴太君」

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第14話 「これからもだよ、晴太君」

 エピローグをだらだらと語ってしまっては興醒めだろうから、詳しくは語らない。しかし、多少は余韻に浸ってもらうという意味で、あるいは惚気に付き合ってもらうという意味で、一言だけ。  地球人の傍には異世界(仮)人が、異世界(仮)人の傍には宇宙人が、宇宙人の傍には地球人が、そしてライの傍にはかつての婚約者が、僕の傍には彼女が、今も居る。 「これからもだよ、晴太君」  彼女はそう言って笑った。
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