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「結、葉……」
結葉の願いに呼応するみたいに、受け入れたままの想のものがビクッと脈打って、再び存在感を増したのが分かって。
結葉は「ふぇ? 想、ちゃ……、また大きく……?」と感じたままを口走って、戸惑いに瞳を揺らせた。
「バカ結葉っ。可愛い顔で、んなヤラシイ実況中継すんの、反則だろ」
想が苦笑しながら結葉の唇を塞いで。
今果てたばかりだと言うのに、結葉の下腹部で、バリバリに準備万端みたいに硬度を増して存在感を主張してくるから。
突かれて擦られてかき混ぜられて。
この上なく敏感になっていた結葉の膣が、想の質量に過剰なくらい反応してキュウッと彼を締め付けた。
「あ、……んっ、想ちゃっ……そこ、ダメぇっ……!」
中の一点に想が当たると、ゾクリとした快感が襲ってきて、結葉は吐息とともに小さく喘いだ。
さっきまでも散々そこを重点的に想に責められたから。
過敏になっている分、ほんの少しの刺激で腰が切なく揺れてしまう。
「……さすがにこれは我慢すんの、無理だわ。――なぁ結葉、このままもう一回させろ。――な? 頼むから、いいって……言って?」
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