榊原さんとのあれこれ

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榊原さんとのあれこれ

榊原さんのような人は、なかなかいないと思います。 私が考える“付き合い方”を理解してくれる人という意味です。 どう説明したらいいかなぁ? お互いの存在が、お互いにとってプラスになることが一番大事なことと思っている、ということ。 不倫というと、ドロドロしたりネガティブ思考になったりしがちですが、私はそんなことは絶対にイヤなんです。 詳しくは【婚外恋愛とは】にも書きましたけど。 知らないことを教えあったり(ほとんど私が教えてもらってますが) 綺麗な風景や美味しいものを見つけたら写真で送ったり、自慢したら褒めてくれたり。 すごいなと思ったら素直に尊敬するし。 関わり合ってもマイナスの感情が生まれることがない関係。 これがなかなか難しいんですよね? だいたいの男性は、話題に詰まったら『好きだ』『愛してる』とかでごまかすし、女性の方もそんな言葉を欲しがる。 そんな言葉、何の意味もないんですけどね。 ちなみに榊原さんが好きだと言ってくれたのは、一回だけです。 【最高の人】に書きましたけど、あの一回だけ。 でも、それ以外の言葉で私を喜ばせてくれるので、私はそっちの方がうれしいです。 【ねぇ、おぼえてる?】に書いた榊原さんのセリフ。 『もしもその頃福子さんと出会っていたら、福子さんを略奪していたでしょうね、福子さんは結婚していますがぼくは独身でしたから』 と、いうのは、本当に榊原さんが言ったセリフです。 (それをもとにあのストーリーを書きました) 『好きだ』と言われるより、うれしかったです。 やっぱり、こんな人、私の周りには他にいませんね。
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