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優の妹の夏美が、優と一緒に寝てから、ぼくと優の寝室は、別になっていた。
ぼくは、夕食のテーブルで優に言った。
「ねえ、今日だけ一緒に寝ていい? 何もしないから。ただ寝るだけだから」
「えっ? どうしたんですか?」
優が心配そうに言う。
ぼくは、よっぽど、深刻な顔をしていたみたいだ。
ルーが、ぴょんぴょん、跳んできた。
「僕も、一緒に寝ます!」
ルーは、ぼくから、優を守るナイトのつもりなのだ。
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