「樹医少年が待つからく」

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されどなかなか出来るにあらず、 青年曰く、「時間が足りない」 なぬとか取った、五日に行こう。 だが七月は、働かねばな。 そうして、何とか二日の休みを取った。 はて、一つ目はなんだったろか。 あれ、「ペラプルク」か、「パラピロポロ」か。 あった。メモをしていた紙を見る。 アヌラプラフブ ペヘレクラビル アヌラプラフル ペヘレクラビブ 二つ、はもとよりやっていたが、 一応して家の花、近くのたんぽぽに 水を差しあげた。 いよいよ最後の三つ、であるが、 これは難しい。種類もバラバラとなると 眠くなってしまう…
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