らっせーららっせーららっせらっせらっせーら♪

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「身体動かすのは僕は大好きだから問題ない!」  香多くんは、いつも元気だなぁ。 「次は広島のお祭りしない?」  本乃編集長ごめんね。作者は広島のお祭り分からないみたい。 「いやぁ。いつも裏方の私たちも混じれるなんてラッキーだよねマッキー?」 「まぁねぶた見に青森行くことあるか分かんないものねアッキー」  ウキウキのアッキー&マッキー。 「勝負の時間だ!」  良くん、今回は勝負じゃない。 「瑠璃、しっかりね」  今回は母さんも見に来てる。母さんが妊娠してから、伊織先生は母さんを沢山招待して、色んなイベントを見せている。伊織先生って陰陽両方併せ持つ変な人だよな。超クズだと思ったら超できる大人だったり……。成功者ってそんなものなのかな?  ねぶたは全部で三台練り歩く。最初のは俺らにょたチョコ男子が周りを跳ねて、ニ台目はほんもの女子たちが。三台目はお客さんの自由参加用だ。親父と母さんに大と徹に伊織先生は観客だ。多分、伊織先生のスタジオが主催する一番大規模なイベントだろう。交通整理とか屋台とかライトアップとか、そういうのをサラッと成立させてしまう伊織先生はやはりスゴイ人だ。 「らっせーらーらっせーらー!」  青森のねぶたスタッフが声をあげて、ねぶたが動く。 「らっせーらーらっせーらー!」  俺らも声をあげる。ねぶた囃子も鳴り響く。 「らっせらっせらっせーらー!」 「らっせらっせらっせーらー!」  俺らはぴょんぴょんと跳ねる。ちょっと楽しいかも?
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