妖精まがい

4/4
前へ
/4ページ
次へ
その後、何日も何日も少女はおじさんの元へ 通い続け、おじさんの背は 少女が気付くほどに大きくなっていった。 「おじさん!またきたよ!」 「…」 「おじさ…」 少女は突然おじさんに首を絞められた。 「いやァ、無垢っていいものだよなぁ。 こんな怪しい見た目を全く疑わないもの。」 いやしい目で少女を見る。 「おじさん…!離してよ…!」 「おかしいと思わなかった?なんで 無償でキャビアを出したり話題のゲームを やらせてあげたと思う?代償なきでは やらせる訳ないじゃない!」 おじさんが何を言っているかは理解できなかったが、 危険な状況に置かれていることは 少女にも理解できた。 「なぁ…!死ぬまえに一つ教えるよ。 俺な、お前の欲望をいくつもいくつも吸って こんな大きくなった。だから…」 感謝してるぜ!!! ガブリ ポタ、ポタ… 皆様も…明らかにおかしな何かを 見つけたら、すぐに逃げましょう… 人ならずでも、人間であっても、
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加