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学校に1人で居ると
孤独を感じてさみしくなる。
お見送りの車を見ると
自分がみすぼらしく見える。
善意で飾られた言葉を聞くと
悪気はなくても腹が立つ。
慣れないなぁ馴れないなぁ。
何年も経ったのに
自分は変わったはずなのに
まだ抜け出せないでいるんだなぁ。
そんなときは、あなたの声が聞きたくなって
電話をかけたくなる。
ふと急に、あなたへ伝えたくなる。
夜の冬空は明るくて
人工的な赤に照らされている。
これじゃあ星も見えないねって。
今はまだ、胸を張って
「私は私である」と言えないから。
情けない私を、恥ずかしい私を
笑い飛ばせるようになったら
また逢いましょう。
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