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♯3暇つぶしに合体《ジョイント》ライブ
「じゃァ、暇つぶしにエッチしちゃおうか!」
小悪魔のような笑顔で美少女がボクに襲いかかって来た。
「えッ、えええェ、何ですッてェェ?」
ボクは驚きのあまりびっくり返ってしまった。
「なによ。ただの暇つぶしじゃん。ほらァ、さっさと服をお脱ぎなさい」
まるで手の掛かる保育園児を相手にするようにボクを扱かっていく。
「ちょっと、どんな暇つぶしですかァ。パンツを脱がさないでくださいよ」
スウェットのパンツを脱がされまいと必死に抵抗した。
「フフ、平気よ。そんなに緊張しなくても。ほらァ自分でお洋服脱げるかしら?」
まるで保母さんのようにボクのパンツを脱がそうとした。
「どこの保育園児ですか。なにをする気ですかァ」
すでにボクはお尻を丸出しだ。恥ずかしくて顔が真っ赤になってしまった。
「フフ、深夜の合体ライブよ。すぐに楽しくなって真夜中に合体しなくちゃ生きていけない身体になっちゃうんだから」
しびれるような甘い吐息がボクの頬を撫でていく。
「どこのゲーム依存症ですか。真夜中に合体しなくちゃならない身体って。止めてくださいよ」
「フフ、口では拒んでも身体は正直なクセに。真夜中の合体をしたいんでしょ」
まるで時代劇の悪代官みたいにボクを言葉ぜめで追いつめていく。
「よしてください。真夜中の合体って冗談にもほどがあるでしょう」
「なによ。これだから童貞はうるさくて叶わないわ」
「ううゥ」ボクは思いっきり小悪魔にディスられて呻くことしかできない。
「フフ、はじめだけだから。緊張するのは。すぐに済んじゃうからね。おとなしくしなさい」
「新型感染症のワクチン接種ですかァ」
こうしてボクはひと晩じゅう小悪魔に弄れてしまった。
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