【響】morphine --恋愛依存症-- 「 日常 」         secret story

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「もしもし?」 ユリカに聞かれないように小声で話す 「どうしてそんなに小声なの? ごめん仕事中だった?」 「ん?いや?ってか、なんでこなかったんだよ?」 「ちょっと用事があって。今来た」 「え?今いるの?・・・マジかよ」 あと少し待ってればと後悔しながら とにかく早くここを抜け出そうと思った時 ユリカがおそらく何かを感ずき、 わざと甘い可愛い声で 電話の向こうの相手に聞こえるように 大きな声で話かけてきた 「響?まだぁ?早くぅ」
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