【響】morphine --恋愛依存症-- 「  声  」         secret story

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「わかったから、気持ち悪いから離せ」 すぐさま腕を解き、陽一に言った 「ユリカのこと?それとも俺に気を使ってる? 前にも言ったけど 俺はユリカの事好きだったし、可愛かったよ? でも・・・今は他に好きなやつがいるから」 「でも・・・ユリカは響のことが好きなんだろ?」 膝を抱えてのの字を描く陽一を 俺たちの会話を聞いてる他のメンバー3人が どうしようもなく呆れた顔をしてみている 本当なら人の恋路どうこう言う余裕はないが 俺の未来にも関係するので 仕方なく優しく接する 「ユリカにとって1番好きなやつが隣にいないから 俺が必要なだけで、この前も言っただろ? 俺は1番じゃないって」
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