【響】morphine --恋愛依存症-- 「  声  」         secret story

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陽一がそれでもいじけて言う 「でも振られるかも」 もう他の3人は吐きそうな顔をして 空いた口が塞がらない ここは我慢してあと一押しだと思い持ち上げる 「まずは気持ちを伝えて、振られても大丈夫 お前のファン何人いると思ってんだよ? 俺たちなんか足元に及ばないくらい モテモテなんだから、振られても諦めんな! なんてったってお前はネイキッドの陽だぞ」 ぱぁぁと嵐が去ったように陽一の顔が晴れる スッと立ち上がると 自信に満ち溢れた様子で言い放った 「そうだよな!俺はネイキッドの陽だもんな!」 タイミング良くマネージャーが呼びに来る 「陽さん!撮影入ります!」
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