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陽一がそれでもいじけて言う
「でも振られるかも」
もう他の3人は吐きそうな顔をして
空いた口が塞がらない
ここは我慢してあと一押しだと思い持ち上げる
「まずは気持ちを伝えて、振られても大丈夫
お前のファン何人いると思ってんだよ?
俺たちなんか足元に及ばないくらい
モテモテなんだから、振られても諦めんな!
なんてったってお前はネイキッドの陽だぞ」
ぱぁぁと嵐が去ったように陽一の顔が晴れる
スッと立ち上がると
自信に満ち溢れた様子で言い放った
「そうだよな!俺はネイキッドの陽だもんな!」
タイミング良くマネージャーが呼びに来る
「陽さん!撮影入ります!」
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