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モンブランは日本産まれ?
秋の味覚の代表は,
何と言っても『栗』と『さつま芋』を彷彿とさせる。
この季節になれば,
コンビニエンスストアには期間限定のスイーツが並びだし,世の中のスイーツ女子や男子が待ち構えているではありませんか!
その最上級にあるとすれば,
それは『モンブラン』しか思い付かない。
あの濃厚な栗のクリームを目いっぱい搾り,ケーキの頂にはマロングラッセを乗せ,雪に見立てた粉糖をかける。
モンブランの始まりは,フランスの洋菓子店『アンジェリーナ』に勤めるパティシエの奥さんがイタリア人で,母国の『モンテ・ビアンコ』をヒントに考案したケーキと言われております。
その一方,我が国での発祥の地とされているのは,
自由が丘の洋菓子店『モンブラン』の初代店主・迫田 千万億が,フランスに旅行した際に食べたモンブランを気に入り,当時のアンジェリーナ店主に許可を貰い,日本にモンブランが広まったのだとか。
馴染みのある栗の甘露煮を使い,
土台にカステラの生地で作ったモンブランは瞬く間に全国へと広まり,モンブラン=渋皮をとった栗のクリームが定着したのだろう。
本家本元のモンブランが茶色いのは,
渋皮が入ったマロンクリームを使っているとは,全くもって知らなかった。
銀座の元・プランタンにあるアンジェリーナで1度モンブランを買って食べたことがあるけれど,強烈な甘さで完食する事が出来なかったのは,ワタシの中の汚点である。
勿体無いが,あれほどまでの甘さはくど過ぎて,熱い煎茶かほうじ茶じゃなければ,食べきれなかっただろう!
2021 Oct 10 Am 02:57
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