162人が本棚に入れています
本棚に追加
次の日、朝10時が待ち遠しくて仕方ない。
娘もかなり気にしてて、「ママ、メール来た?」
と何回も聞いてくる。
この日の朝は、体調もかなり快復していて、熱も36度台後半まで下がってて、かなり楽観視してました。人間の思考って本当に体調に左右される…(笑)
これで陰性だったってメールが来て、このまま熱が上がらなければ、明後日から仕事復帰できるな…と。
だけど10時になってもメールは来ない。昨日、発熱外来に、結構たくさん人は来てたから、混雑してて遅れてるのかな…。
気になって何度もスマホの画面を確認しても、メールは来なくって、そして、11時少し前、滅多にならない家の電話が鳴りました。
もう、電話を取る前から、どこからなのかどんな内容なのか、ほぼ察しながら受話器を取る。
病院からの電話で、結果は
――陽性でした
と残酷な事実を告げるものでした
まーじーか。
いやでも、熱下がったよ?
呼吸だって苦しくないし、頭痛もかなり落ち着いてきた。
そもそも感染リスクの高い行動もしてないんだけど…。
何かの間違いじゃないかと、頭の中でいくつも疑念が浮かぶんだけど、結果が覆ることはなく、恐らく今日中に保健所から連絡が入るので、その後のことは保健所に従ってください…とのこと。
ここからしばしパニック。
最初のコメントを投稿しよう!