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「おい、いつまで寝てるんだ。」
授業中、眠りこけている優弥を叱る先生。
「いい加減、起きなさい。」
先生が席まで向かって声をかけるも、起きる気配のない優弥。
「ほら」
先生が優弥の体を持ち上げる。
目を閉じたままの優弥。
先生の手によって起き上がった体は横に倒れ、そのまま床に落ちていった。
「おい、大丈夫か。」
体を揺すっても起きない優弥にざわつき始める教室。
「職員室に連絡!」
先生が声をあげるも生徒達は動けずにいた。
「なにしてんだ!早く!」
固まる生徒達を掻き分けて、一花が足早に教室を飛び出していった。
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