第一章「出会い」

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名前も、顔も、声も知らない人。 でも、そのピアノの音は、とても綺麗で、私は聞き惚れてしまった。 こんな完璧すぎる演奏、私には真似できない。 私は、そう思いながら聞いていた。 その演奏が終わり、父さんが出てきた。 次が父さんの番なんだ。 そう思ったとき、私はあることに気づいた。 さっきピアノを演奏していた先生が、ステージ上でギターを持っている。 それから演奏が始まったけれど、やっぱりあのギターを演奏してる先生、本当に凄すぎる。 ピアノもギターも完璧に弾けるなんて・・・
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