第一章「出会い」

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演奏が終わった後、私は母さんと舞台裏に向かった。 聖「燐菜、来てくれたのか!!」 燐「うん!父さん、本当にかっこよかった!!」 私は、ピアノしか弾けないから、ドラムができる父さんが羨ましい。 そういえば、もしかしたらさっきギターを弾いていた先生が、近くにいる? 私は、あたりを見回した。 すると、薄暗いところから、誰かがこちらに近づいてきた。 「篠上先生、お疲れ様。 この子は?」 ちょうどライトが当たる所に、その人は止まった。 あ、さっきギターを弾いていた先生だ。
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