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メイドの高梨雅美は、実は二人の観察官であった。
定期的に研究所に報告書を送っていたのでありました。
楠木美羽は、横浜観光から女の美羽になったまま変わっていない?
なにかがあったのだろうか?心の変化に?
フランソワ・トニィは、毎日変異している男のトニィから女のサリィへと、、、
数日間変異しない、楠木美羽のまま、パトリック(観察官)のコーヒーショップで働いていた。
ある日、、コーヒーショップ、、
『サルトタタン』にお客様として、あの時帽子を拾ってくれた男性がやって来る!
「いらっしゃいませ、、」
フランソワ・サリィが応対する。
「えぇ、と、キリマンジェロをお願いします、、」
「はい、かしこまりました、、」
その背の高い男性は、伊集院興毅(いじゅういんこうき)
薬剤師でもある伊集院は、ザイエイ薬品会社の営業マンでありました。
営業の合間にコーヒーを飲むのが日課になっていたのである。
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