15人が本棚に入れています
本棚に追加
こういう場合、鑑定にかかる費用は折半になるらしい。
バカバカしい。
確実にモラハラ人の子供なのに、なんで私がお金を払わなければならないのか。
私は断った。
どうしてもやりたいなら、モラハラ人が全額負担してくれと。
それならやってもいいと。
するとモラハラ人は、その私の提案を拒否せずに受け入れた。
そんなにそこまでして鑑定したいのか。
そんなに自分の子供じゃないという自信があるのか。
その自信は一体どこからくるんだろう。
本気で自分の子供じゃないと疑っているのか、それとも僅かな可能性にかけたいのかは知らないが、そこまで言うならやりましょう、となってその日の調停は終了した。
次はDNA鑑定をやる日に、今度は子供も連れて家庭裁判所に行く。
とにかくモラハラ人というのは、威張り散らしている割には、いざとなると往生際が悪く、なんとも情けない種族だ。
最初のコメントを投稿しよう!