はじまり

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あああああ朝礼が来ちまったあああああああ ほんとにやんのかぁ…やんのかぁ…… あぁ、慶さんが前に… 「おはよう皆。こうして前に立つのも久しぶりだね。今日は皆にお知らせしたい事があるんだ。上がって来なさい、橘くん。」 「はい」 ざわざわ 「生徒会長が一時的なに学校を空けることになってしまったのを知っているね。そこで、彼に生徒会補佐として生徒会の仕事を手伝って貰うことになった。皆、歓迎してあげてね。」 慶さんが俺に目線とマイクを寄越す 「皆さん初めまして。今日から生徒会補佐を務めさせて頂きます、橘 明輝です。しっかり役割を果たしますので応援して頂けるとありがたいです。よろしくお願いします。」 「えぇ、あんな根暗そうなやつが生徒会〜?」 「やだ、生徒会の皆様に近寄らないでほしい」 「明輝!?まじか!?」 「あいつが生徒会www後で餞別持ってこーぜwww」 「明輝俺たちと遊ぶ時間減っちゃうじゃん〜!悲しい〜!」 「ぎゃははお前思ってねーだろ!」 「は?思ってるわ!」 生徒たちがざわつく アイツら…は後で絞めあげよう。 俺は有難いことにこの1年間で多くの友人ができた。普通にクラスメイトとか委員会の手伝いをしたり制裁の仲裁に入ったら何故かした側にもされた側にも懐かれたり、色々なところで友人が増えた。 「それじゃあ、引き続き学校生活を頑張ってね」 慶さんの言葉で朝会が終わった 「明輝、お疲れ様。今日は初日だから今から生徒会室へ向かってくれるかな?生徒会は授業免除が付くからその辺の心配はしなくていいよ。でも普段はしっかり仕事をしていれば授業にしっかり出られる仕事量にしているからね。」 「うん、分かった」 「副会長に話を通して居てもらってるから。はい、これ、生徒会室のカードキー」 「ん、ありがとう慶さん」 「それじゃあ、頑張ってね。何かあったら何時でも私のところにおいで。」 「はーい!じゃあいってくるね!」 「いってらっしゃい」
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