41 未来へ

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「……君の言葉、信じる」 「ノエル……!」 「守ってよ。僕達からこの時代を守ったように……僕達の時代も守って」  ノエルはそう言って、微笑んだ。 「うん!もちろんだ!」  聖夜もノエルに笑顔を見せ、右手を差し出した。 「じゃあ、仲直りの握手だ!」 「え?仲直り……?」  戸惑うノエルの右手を、聖夜はしっかりと握る。 「次会うときはさ、平和な未来を想う仲間、だな!」 「仲間……僕と、聖夜が……?」 「うん!」  聖夜に屈託のない笑顔を向けられて、ノエルは顔を赤くした。 「……なんか、照れるな」 「嫌か……?」 「……ううん。悪くない」  ノエルはそう言って微笑む。そうしていると、屋上に千秋達も現れた。 「……聖夜、みんな」 「総隊長!」 「無事に任務を果たしたようだな」  千秋はそう言って微笑む。しかし、すぐに真面目な顔に戻ってノエル達を見た。 「君達のしたことは、決して許されることじゃない」 「……そう、だよね……」  ノエル達の表情が曇る。 「……死刑でもなんでも……どんな罰でも受けるよ」  ノエルは覚悟を決めて、千秋を見つめた。しかし、千秋は優しく微笑んで続ける。
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