俺様稜牙がついてくる

稜牙、もえる

生身のつぐみが腕の中にいて欲が尽きることなんてないよな…しかも今までに見たことのない妖艶なつぐみと甘えたなつぐみが両方目の前にいるんだ。嫌われない程度に抑えろよ、俺…そう思いながらつぐみの背中をなでる俺のすっかりいきり立ったモノをつぐみがそっと手のひらで包む。

「つぐみ…？」
「やだ…背中なでなでがいい」

一瞬手の止まった俺にそう言った彼女は、俺の手のひらの動きに合わせたようにゆっくりとモノを扱き始めた。

「っ…気持ちいい…つぐみ」
「一緒だね、稜牙…気持ちいい」
「一緒か？」
「気持ちいいに違いないもの…私…稜牙の手…好き…気持ちいい」
「手だけ？コレは？」

つぐみの手の中のモノをくいっと押し付けるように示すと

「…好き…」
「大きいから？」
「稜牙のだから…好き…」
「マジで…お前可愛すぎだろ…背中舐めたい…つぐみ」
「…いま？」
「今すぐ」
「…」
「背中…好き？」

そう聞きながらつぐみの背中に指一本ツーっと這わせた…っん…つぐみが喉を鳴らし俺のモノをぎゅっと握りしめる。

「背中…気持ちいい？弱い？」
「知らないっ…」
「じゃあ…俺が知りたいから舐める」

そしてつぐみをうつ伏せに寝かせると、彼女はまだ俺が触れる前に枕に顔を埋め期待に震えているかのように見えた。