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それが着火剤になったようで、稜牙は二人で片付ける間もあちこちにキスをしてくる。軽くチュッと音をたて離れるキスだけならまだしも、チュッと耳にキスしては耳たぶを噛み、パーカーのファスナーは下げられはだけた肩にキス…いや、肩を舐められる。
「ねぇ…片付け…」
「ん?できないくらい…つぐみも感じてきた?俺もうこんなんだ…」
そう言い片手を開いた胸元に差し込み下着の上から胸を揉むとぐいっと下半身を押し付けてくる。
「ねぇ…わかったけど…ここ綺麗にして休みたいな…大切なキッチン」
「ん、その布巾貸して」
稜牙は私の胸を揉んだまま片手で台を拭き
「これでいいだろ?」
「ありがと?」
まあいいか…と布巾を洗う私のパーカーのファスナーは全開にされ、揃いのロングパンツのゴムに彼の指がかかったと思ったと同時に床に落とされる。
「やっぱり…いいね、つぐみ」
そう言う稜牙の手は私のヒップを撫で回し
「今朝チラッと見えたあと、ピタッとしたパンツを履いてたから通勤中からそそられた」
「ソウデスカ…今日ショールームで良かったね」
「マジそれ。国際営業にいたら一日中つぐみのヒップラインを見てたな」
「…変態」
「つぐみにだけ」
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