つぐみ、とける

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「つぐみ…腰揺れてる」 「…稜牙に…ひゃぁ…ぁ…ぁ…」 「一度イケッ…」 そう言い彼は指をバラつかせながら反対の手で鼠径部をなぞり、舌はヒップを舐めキツく吸い付いた…ぁあああ…ぁん…ぅ…膝が落ち顎を打ち付けるかと思った私に稜牙の腕が巻き付き抱きとめられる。 「大丈夫か?」 稜牙の胡座の上に座り彼にもたれて呼吸を整える。 「うん?つぐみ、大丈夫?」 「…本当にそう思うなら…その手は何?」 「本当に大丈夫かと心配はしてるが…この手は別の生き物のようだな…つぐみの胸と磁気が働くんじゃないか?」 「引き合うばかりが磁気じゃないわよ」 彼の余裕にささやかな抵抗を見せるが 「問題なし…こんなにぴったりフィットしている」 「…ソウデスカ…喉渇いた」 「いい声で喘いだからな…よいしょっと」 稜牙は私を子どものように抱き上げ片手で冷蔵庫を開けると、またその場に座り自分が水を飲んだ…のではなく唇を合わせ口移しで水を私に流し込む。一口飲むと渇きをさらに感じ 「もっと…」 ボトルに手を伸ばす。しかし先に稜牙がボトルを掴みまた口移しで飲ませる。数回繰り返すと彼は当たり前のように私の舌をねっとりと絡め取った。
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