つぐみ、とける

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やっと呼吸が落ち着くかという時に、稜牙の熱い舌が私の舌に絡みつき吸い付く。そして執拗に歯列や上顎をなぞられるうちに、体を全て稜牙に預けるように脱力していく。 彼は私の舌を捕らえたままパーカーを脱がせ肩を撫でたあとランジェリーごと胸を揉み始める。優しく撫でるような指使いかと思えば鷲掴みにされ、その予想出来ない快感に期待する自分がいる。 「つぐみ…これ…やっぱり似合う…さすが俺」 やっと唇を解放されたと思えば、彼の選んだランジェリー姿の自分が彼の膝の上に横になっており、それを間近で見つめられまた熱が上がる。 稜牙はブラを指で少し下げると胸の中心をコリッと指で挟んだ。 「それ…なんかやだ…エッチな光景…」 「これからもっとエッチなことするからな…これくらいでやだって言うな」 「…お風呂入りたい…」 「俺がもう少しつぐみのランジェリー姿を楽しんでからしか脱がさない」 「…」 私はこのまま何やらされるらしい…そう思うとまた蜜が溢れる気配がして慌てて自分がショーツを履いていたかと目で確認した。 「うん?どうした?また濡らした?」 憎たらしいほどの余裕で聞かれ、私は彼のスウェットの中に手を入れると 「稜牙は?」 下着の上から彼の熱く大きな硬いモノをそっと握りしめた。
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