7120人が本棚に入れています
本棚に追加
やっと呼吸が落ち着くかという時に、稜牙の熱い舌が私の舌に絡みつき吸い付く。そして執拗に歯列や上顎をなぞられるうちに、体を全て稜牙に預けるように脱力していく。
彼は私の舌を捕らえたままパーカーを脱がせ肩を撫でたあとランジェリーごと胸を揉み始める。優しく撫でるような指使いかと思えば鷲掴みにされ、その予想出来ない快感に期待する自分がいる。
「つぐみ…これ…やっぱり似合う…さすが俺」
やっと唇を解放されたと思えば、彼の選んだランジェリー姿の自分が彼の膝の上に横になっており、それを間近で見つめられまた熱が上がる。
稜牙はブラを指で少し下げると胸の中心をコリッと指で挟んだ。
「それ…なんかやだ…エッチな光景…」
「これからもっとエッチなことするからな…これくらいでやだって言うな」
「…お風呂入りたい…」
「俺がもう少しつぐみのランジェリー姿を楽しんでからしか脱がさない」
「…」
私はこのまま何やらされるらしい…そう思うとまた蜜が溢れる気配がして慌てて自分がショーツを履いていたかと目で確認した。
「うん?どうした?また濡らした?」
憎たらしいほどの余裕で聞かれ、私は彼のスウェットの中に手を入れると
「稜牙は?」
下着の上から彼の熱く大きな硬いモノをそっと握りしめた。
最初のコメントを投稿しよう!