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あ、やばい!
こうそろそろ時間だ!
ぱぱとまま寝たかな??
そろ~り部屋のドアを開けて
抜き足差し足忍び足、、、
zzZZ
zzZ
よし!おっけい!
こっそり家を出て向かうのは友達の家!
私、松本光里(まつもとひかり)は友達3人と今から心霊スポットに行くの!
まぁ、幽霊なんて出るわけないしねw
「由実(ゆみ)~!こんばんわきたよ~!」
「あ、光里!来たね、今から実(みのり)ちゃんむかえいこ~!」
「おっけ!」
由実とは、小学生からの付き合いなの。あ、ちなみに私達は高校一年生
今からむかえに行く実とは中学生からの付き合い!
私達は同じ高校で仲良しだよ!
心霊スポットに行く理由は、夏だから!!
夏といえば、怖い話とかでしょ!
幽霊なんてでないと思うけど、楽しみなんだよね!
「実、いけるかな?」
「実ちゃん楽しみにしてたから行けると思うよ!」
とりあえず、lineしとこ、、、
あ、でてきた!
「光里ちゃん!由実ちゃん!ありがとう!!」
「大丈夫だよ~いこっか!」
「私めっちゃ楽しみなんだけどw」
どうでもいい話をすること20分。
「「「つ、ついた~!」」」
見た目は、森の中にある洞窟、、いたって普通。
懐中電灯を出して、光をつける。
ピカッ!
「「わっ!びっくりした!」」
「あ、ごめんw」
一言いえばよかったw
「実、由実いくよ~」
「あ、まってよ~光里ちゃ~ん!」
「私も行く!光里まって~」
洞窟の入っていくと、音が反響するから、地味に怖いw
しかも、暗くてしんとしてるから怖すぎでしょ、、
「ね、ねえ。なんか音聞こえない?」
「実ちゃん、怖いこと言わないでよ、、、」
「そ、そうだよ、、」
ぴたぴたぴた、、、
「「「きゃーーーーーーーーーーーーーー!!」」」
私と、由実はしゃがんでしまった。
足ががくがくして体が震えてる。
ここ、ほんとにヤバいかも、、
すると、実が恐怖で周りが見えなくなってしまったのか、洞窟の奥へ
走って行ってしまった。
「み、実~!!まって!!!」
「実ちゃん行っちゃったね」
由実は、今にも泣きそう。どうしよう、、
こつこつこつ、、
??足音?
「実ちゃん帰ってきたのかも!」
「たしかに、そうかもね!」
「実~??ここ、怖いから帰ろう!!」
「ご、ごめ~ん!怖くて走っちゃった!そうだね、怖いから早く帰ろう!」
帰り道、誰も、一言も話さないで歩いた。
しんとする中
「じゃ、じゃあここでばいばい!」
「由実、ばいばい!」
「由実ちゃんまたね!」
また、二人であるいていると。
「ねえ、光里ちゃん。私のことわかる?」
「え、何急に言ってるの?みのりでしょ?」
ん?あれ、まって、、みのり今日は半袖のTシャツ来てたのに今は
長袖着てる、、、
グサッ!
え、、、おなかに何か刺さっ、、、
ナ、ナイフが刺さってる、、
意識がもうろうとうする中、
「ワタシミノリジャナイヨ、ハヤクシンデオトモダチニナリマショ」
この言葉を最後に意識がなくなった。
ある日の朝女の子がテレビをつけると
『みなさんおはようございます、今日のニュースは、、、
○○市で、高校一年生の松本光里さん(16)の遺体が、道路で発見されました、警視庁は、、、、』
「ままー、かわいそうだね。」
「そうね、小雪は長生きしてね」
こんな会話が松本さんの家でされていました。
軽い気持ちで、心霊スポットに行ってはいけませんね
次に殺されてしまうのはあなたかもしれませんよ?
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