様々な恋愛事情

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 トイレの個室に駆け込んだ睦月。本日は自分と千愛希しか出勤していない、そうわかっていても小便器で事を済ますのには気が引けた。  便座を上げ、急いでスラックスと下着を下げるとパンパンに膨れ上がった足フェチモンスターがそそり立っていた。腹部に食い込むほどに膨張し、固くなったそれを右手で掴み、数回上下に動かすと呆気なく便器内に大量の液体を放った。 「あー……すげぇ……最近溜めっぱなしだったからなぁ……」  このところ自慰行為もおざなりになっていた。千愛希と会えて胸が高鳴る一方で盗まれたデータや配信が気になってそれどころじゃなかった。  今だって状況は変わらないというのに、千愛希が改良させたゲームエンジンで兆しが見えたことが睦月に心の余裕を与えた。加えて無防備な千愛希の姿を目にしたら、とても興奮を抑えきれなかったのだ。  欲を満たしたはずが、一向に項垂れる様子のない足フェチモンスター。可愛い我が子を慈しむ気持ちで、丁寧に扱き上げ追加で2回オーガニズムを迎えた。ビクビクと痙攣させた後、ようやく縮小を見せたがどっと疲労感にも支配された。  すげぇ満足したけど……疲れた。いや、そんなこと言ってる場合じゃないな。千愛希1人に任せっぱなしにするわけにもいかない。  睦月は丁寧に手を洗ってから事務所に戻った。
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