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壊れてしまった自覚があったのは
まだ壊れてない部分が残っていたからだろう
本当に壊れたら
多分大声で泣きながら
私を追い詰めた人間を非難したと思う
それはギリギリしなかった
それでも
もう関わるのが嫌だった
声を聞くのも
他の人の前の「いい人モード」で話しかけられるのもヘドが出そうな程嫌だった
実際吐いてたから
ゲロは出てたけど
私が85%壊れて
職場に迷惑がかかるとわかっていながらも早退して1週間休みをもらって帰宅した日
そこにいた人にはお休みを頂く挨拶をした
正直、誰が見ても壊れていたし
みんなかける言葉も浮かばないくらいの乱れっぷりだった
そんな私に
「最近、私嫌われちゃってるみたいだけど。私なんかしたかな?」
なんて聞く人は
「いい人」な訳ない
大方
上司に自分の事を悪く言われたんじゃないか?
って疑念から
保身を必死に考えたんだろう
自分が嫌われているのを自覚していたからこそ
不安だったんだろう
必死のボディタッチや
人の手柄を奪ってまで獲た
上司からの好感度を下げたくない一心で
よくやるものだ
身体の温度が下がるのを感じた
きっと私が帰った後に
必死にアピールした事だろう
私には心当たりがない
そう高らかに叫んだのではないだろうか
そしてみんな
そちらを信じたかも知れない
今となっては
どうでもいい
事だが
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