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キャンプ再開のおっさん達
そして、改めて開かれたレスターの森でのバーベキューは、前以上に深い森の中で行われた。
流石に苔むした森はやりすぎじゃねえかな?
レスターはそんな風に思った。
「結局蓋を開ければこうなるんだ。そうだな?マコマコ♡」
「ええそうです降魔さん♡」
パパー。パパーって纏わりつく三つ子と母親。まあいつもの光景だった。
特に真琴は、今17歳くらいまで若返っていた。
徹底的に搾り取られていたという。
「そりゃあ構わんがよ。たまには独身気分でキャンプしたかったぞ俺は。あー八花♡七花と仲良くな?ハナちゃんお願い」
すっごい艶々しちゃった涼白さんが、甲斐甲斐しく正男の皿に肉を盛り、酒を注いでいた。
「ああまあな。大変だったんだぞこっちは。フラさんもエメルダも二交代体制で俺のワンちゃんを。あの褐色おばさんの托卵に巻き込まれなくてよかったよ」
「勘解由小路。音頭を取れたまには。夏帆!緑君に近づくと危ないぞ!ああ志保、君もそろそろだろう?極力安静にしてくれ」
「結局女の子だもの。真琴さん頼りにしてるわよ?」
「勿論。志保さんは大切なお友達ですから」
「美保坊の名前は決まったのか?莉里が美保だって言ってたぞ?」
「お前が名付けるな勘解由小路!美保でないことだけは間違いない!」
「まあ、将来の軍神に乾杯!」
「おおおおおい勘解由小路いいいい!」
ああところで。真琴は思い出したように言った。右耳のブラックガーネットのイヤリングを指で弄びながら。
「今回のエルズリーさんを参考にして頑張りましょうね。涼白さん。とにかく回転を上げていきましょう」
「はい奥様!ケイデンス更に上げもす!」
「勘解由小路。正直空っけつだ。何とかしろよ嫁由小路を」
「マコマコ♡ちょっと抑え気味でいこうな?結局こうなったらエロを封印した意味がない。2日2晩仰向けで尻を押さえる羽目になったし。凄かった。それは間違いない。むが」
噛った肉を口移しし始めた。
キスだけでこうも興奮出来るものなのか。ジョナサンはたまげていた。
「マコトさんはキスが好きなんですって。舌を絡め合うと凄い興奮するんですって。貴方が私のおっぱいに執着するように」
そうだね。今回ので出来てるといいね。
揃ってお腹大きくなったエメフラちゃんがベッドの上で俺を誘うって構図は。
ところで、途中まではエルズリーでなく、ホントに俺を追っていたようで、王宮に帰って寝室で一息吐いていると、突如足を組んで言ったのだ。
ねえ。しないの?
足の付け根に見えたパンツは物凄い発情臭がして。
もうめっちゃしちゃったよ。いい匂いのするうなじをクンクンしながら猛然と覆い被さって。
途中参戦したエメルダもお尻プリップリだったし。
エロ封印?意味あんのかな?
轟沈したフラさんの横で今度はエメルダを。
2人揃って足腰立たなくしてやったんだけどな。
「エロ回想はやめとけジョナサン。そう言うのはあえて語らんものだ。嫁が妊娠して、ああやったんだなこいつ等ってなるもんだ。安心しろここにはスケベしかいないんだ。ああ梨花ワインお代わり」
「うちの子を巻き込むんじゃねえ勘解由小路!梨花は彼氏すらいないんだぞ!スケベな訳があるか!痛え!ワインボトルで殴るな梨花!」
「酔っててあんまり覚えてないんだが、俺がライフルのストックでぶん殴ったあいつ。名前、エルズリーだっけ?なあ、あいつが妊娠してたのは」
「まあいい気にすんなもう。夫が3人いる重婚女なのに浮気してたマジもんのビッチだ。ハイチ辺りのお巡りか何かだろう。放っとけ。オグン辺りが引き取るさ。不義の子でも子供は子供だ。あー。それで何で俺を見上げるんだ?水色。お前は間違いなく俺達夫婦の子供だ。愛してるぞ俺の赤ん坊」
ミズイロを抱き上げたゴーマの姿があった。
我が子を抱き締める父親の姿を、フラさんは羨ましそうに見つめていた。
了
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