1-3 人生最後のデートだと思っていたのに/必要とされたかった

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次に「それ」が現れたのは面接。 面接官は皆、私と年齢はさほど変わらないであろう、イケメン美女が出てきた。 その迫力に圧倒された。 自分は数年後にこうなれるのか、と夢を見た。 しかしその夢も、「お祈りメール」であっという間に崩れ去る。 親指で操作をして、ほんの一瞬で天国から地獄。 それを繰り返していく中、その痛みにも慣れていく。 どうにか必死になって、自分を作り込み、選考を進めることができるようになった。 それでも、最後の最後でもう一度、「それ」にぶち当たってしまう。
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