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旅
またその次の日、学校からの帰宅途中、神社の近くに来ると
「さあ、決心はついたかの。ちなみに、天帝ではないぞ。」
と、あの仙人のようなモノが再び現れた。
「なんで知って…。」
「わしは一応神のはしくれじゃからの。」
「そ、そうなんですか?」
「あと、悪いようにはせん。ちゃんとここに戻って来れるし、大した時間はか
からんだろう。」
「でもどうやって…、どこに行くんですか?」
「それはだな。」
突然、神様?の乗っていた雲がはげしく渦を巻き始め、やがて大きくなり周りがまっしろになった。
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