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「いただきます」
二人で合掌して、浩明さんの手料理を頂く。
「ボロネーゼ美味しいです」
「そうか?良かった…それよりも『ヘンリーズコーヒー』のバイトはどうする?」
「・・・どうしましょうか…」
「・・・妊娠初期は流産しやすいからな…立ち仕事だし…色々と心配だ・・・」
浩明さんの表情は心配で満ちていた。
「・・・分かりました…明日、上沼店長に相談します…」
「俺も後で、槇村先生に『LINE』で質問してみる」
浩明さん…私の妊娠が分かった途端、槇村先生に詰め寄って無理やり個人的な連絡先訊いていたのを思い出した。
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