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「はぁ…はぁ…はぁ……」
セックスを終えて二人でダブルベッドに寝転んだ。
「町田さん………。めっちゃ良かったわぁ…」
中河原は感慨深い声を出して、町田の腕にしがみついてきた。
「そうですか…。それは良かった」
町田は、中河原を見てニコリと白い歯を見せる。
お互いの気持ちが通じあった。
求めていたものを見つけたような気持ちだった。
「なぁ、これからもしてくれる?」
上目遣いに甘えられて、町田は急にデレてしまう。
「いいですよ」
そう言って中河原の額にチュッとキスをした。
飴とムチ、というのだろうか。
そういう刺激を中河原は求めているようだ。
何故か町田には、聞かなくても理解出来てしまった。
町田自身も、飴とムチを与えたい欲求があるのだろう。
こんなに相性が良いとは…。
町田は、驚いていた。
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