きみと生きたい

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。o○☆○o。. 「にがっ!」 「にが~い!」 私と唯純は、同時に声をあげた。 お母さんが、ケタケタと笑い声をあげる。 「そうだよね。ブラックコーヒーは、子どもには苦いかぁ」 するとお母さんは、角砂糖をふたつずつ私と唯純のカップに入れてくれた。 ポーションミルクも、渡してくれる。 「パチン、ってフチを割って入れるの」 云われた通りに、私たちはポーションミルクの端をプチっと開ける。 唯純はどんくさいから、開ける時にミルクを少し、服の袖に零してしまった。 私のコーヒーは、黒からうすだいだい色に染まる。 「甘くなったよ。飲んでみな」 お母さんがテーブルに肩肘をついてにこっと笑う。
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