きみと生きたい

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。o○☆○o。.   リビングから、私のお母さんと唯純のお母さんの大きな笑い声が聞こえる。 私と唯純はくっつけあっている布団に潜り込んで、顔だけを出していた。 「楽しそうだね、お母さんたち」 「ねー。お酒飲むと楽しくなるみたいだね」 「私たちもお酒、飲んでみようか」 「お酒がなくても楽しいじゃん」 にっこりと笑う唯純。私は唯純の笑顔が大好きだ。 私のお母さんと唯純のお母さんは仲がよくて、たまにうちに泊まりにきたりする。 その時は、唯純も一緒にきて、一緒に眠ることができる。 唯純の弟とお父さんは、お家でお留守番。
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