きっと 烏...

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外を歩いている時に ふと視線を感じて        そちらに目を向けると  ...ピョンピョン ピョン... いつのまにかそこにいた? カラスがこちらへ近づいてくる ...           子供の頃から   そんなことがなんどかあって ... 近くに居たヒトが亡くなる 数日前から       いままでいなかったのに       家の屋根の上でカラスが       一日中 鳴いていて ... わたしはその鳴き声がうるさいから スグに気づくのに       家族はいつも        誰も気づかなくて ... そうすると何日後かに わたしの近くのヒトが亡くなって ...      だから … あの時も … で … そんな … 子供の頃からの不思議体験は いまでも忘れることができなくて         だから いまも カラスさん わたしは何もしないから どうぞもう うちには …     … 何もしないでください ... そう お願いしながら 近づいてくるカラスと 目を合わせないように歩いています ...
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