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俺は、玄関で立ち話もなんだと大和を部屋に案内し、その後も色々と他愛のない話をして笑いあった。
その時間は、会えなかった空白の時間を埋め合わせるかのようだった。
「それじゃ、また」
「ああ、じゃあな」
満足するまで沢山話し合った俺達は、玄関にて別れを済ます。
いやぁ、まさか大和と再会出来るとはなぁ……。実家暮らししてて良かった。
部屋に戻った俺は、友達との再会に喜びを噛みしめながら、プライベートな時間を過ごすのだった。
その夜。
おかしい……。何故眠れん。
困ったことに、何故か眠れない状態に陥っていた。
今は夜中の二時。朝には仕事に行かなければならない。早く寝なければと俺は焦るのだった。
さては、大和と再会出来たのが嬉しすぎて眠れなくなったんだな。そうだ、きっとそうに違いない。
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