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さらに、このことは日本だけにとどまらず、世界中で起きているとのこと。
なんてこった……まさかこんな規模のでかい話になるなんて……。
今まで体験したことのないことに、俺はとてつもない恐怖を感じた。
寝る時間になると、案の定目がギンギンで眠れる気配がない。
仕方なく俺は、趣味の時間に切り替えることにした。
趣味であるゲームに勤しんでいると、スマホの通話アプリにメッセージが届いたことを知らせる音が鳴る。
送った相手を見ると、大和だった。
俺はメッセージの内容を確認する。その内容に目を疑った。
『今回の騒ぎは僕が起こしたことなんだ。どうやら、順調に事が運んでるみたいだね』
このメッセージに俺はしばらくフリーズしたが、すぐに返信した。
『どういうことだ? いったいあれは何なんだよ』
『【不老不死ウイルス】さ。そのウイルスを僕と協力者で世界中にバラまいたんだ。まぁウイルスって言っても良い効果をもたらすからなんか矛盾してる感じがするけどまあ良いや』
『不老不死ウイルス!?』
『うん。その言葉の通り、生物を不老不死にするウイルスさ。実はこのウイルス、動物にも虫にも効くんだよ。凄いでしょ』
『何言ってんだ? 不老不死なんて実現可能なのかよ』
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