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---------------------------------------- 忙しい朝の始まりはいつも決まって君の曲だ。 アイドル時代に出した曲らしい。 「あぁ! もうなんでこの頃からしらんかったん!!!」 と叫ぶと 「うるさい…」 と朝の不機嫌な母に怒られる。 そんなことは無視して準備を進めていると、 曲が終わり私はダッシュで駆け出す。 「今日はちょっとギリギリやな、 昨日ちょっと映画見て夜更かししすぎた…」 昨日の映画は良かった。 おかげで目は腫れて失恋の次の日のようだ。 実際そんなようなものなのかもしれないが 「おはよーーー!セーーーフ?」 「おはよ。あと10秒」 友達には自分が遅刻しすぎるせいで、遅刻したらお昼奢りという謎の恒例行事が出来たので間に合った今日はわざとテンションを低くしてあいさつされる。 「うぇーい!」 それを煽り自分も席に着く。 「おーいみんなすわれー!」 みんながちゃんと席に座り配られたプリントを見ている中私は君の絵をそのプリントに書いていた。 「お前今日は授業ねんなよー」 とホームルームが終わり先生に声をかけられる。 「先生っ!任せてくださいっ!」 と意気込んだ はいいもののものすごく眠い 数学なんて子守唄でしかない 数学の先生がゆうくんなら寝ないのに………
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