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第2話「わざとだろ」
私はK。
これは私が高校2年生の時の親友Nとの食堂でのやり取りである。
K「ねぇねぇN、私の誕生日覚えてる?」
N「えー、いつだっけ?2月ってことは覚えてるんだけど……2月22日?」
K「惜しい!」
N「んー…23!」
K「もうちょい!」
N「25!」
K「はぁ?」
思わず素の「はぁ?」が出てしまった。22、23のきたら次はどう考えても24だろ。そしてそれが正解なんだよ。2/24が正解なんだよ。それなのにも関わらずなんで24を飛ばして25なんだよ。わざとだろ。わざとだよ絶対。
N「ああー!21か!!」
なんでそこで戻るんだよ。戻りすぎだろ。ここまで来るともう確信犯としか思えねーぞいい加減にしろやマジで。
K「2/24だよ!!」
私は痺れを切らして答えを言ってやった。
N「ああー、そうか!」
そうかじゃねーよ。ここまで引っ張ったんだからマジで覚えろや。
そんなことを偉そうに言っていた私だが、別の友達の誕生日を1ヶ月ずれて覚えていた。私も人のことは言えなかった……( ´・ω・`)
END
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