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第7話「ツッコミのないK」
私はK。
私は中学校の頃、「OSMさん」というアニメ(実在するアニメのタイトルとは一切関係はありません。)にハマっていた。
そのアニメに対する熱量は我ながらドン引きする程で、OSMさんに関するCMやポスターを見ただけで大興奮し、キャラクターグッズなども余るほどに買ったほどである。同級生のアニオタ男子友達Aからも、ポスターの写真を撮る私を見て「引いた」と言われた。そして買ったグッズの中で実際に使ったのはごく僅かだった。
時は流れ大学生になった私。家族でデパートに買い物をしに行った時のことである。OSMさんの広告を偶然発見したのだ。その時に私が言った言葉は、
「おお…まだこのアニメ流行ってるんだ。」
それだけだった。自分でもビックリした。やっぱり私変わったんだなと思った。かつてOSMさんに関する言葉を聞くだけで大興奮していた私が、ここまで冷めてしまうとは…。
まあ無理もない。私はアニオタからゲーオタにすっかり変わってしまったのだから。と、1人で驚き1人で納得した私だった。
……え?なんか今日はツッコミが少ないって?
……………。
………………気にすんな!( ´∀`)
END
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